【アプリ向け】8月のCPMはどうだった?フォーマット別CPMレポートを公開!

2024年も残すところあと3ヶ月、1年の3/4がもう終わりました。
年末の広告収益アップに向けてそろそろ動き始めるパブリッシャー様も増えてくるのではないでしょうか。アイモバイルではお取引させていただくパブリッシャー様からよく他社のCPM状況や市場感を聞かれます。

そこでアプリの広告マネタイズの業務に携わっている皆さまに向けて、アイモバイルが管理するアプリの広告フォーマット別CPM状況のレポートを記事にまとめました!

アプリの状況やカテゴリなど、CPMは様々な要因で変動はしますが、平均で他社は大体どれくらい出ているのか参考にしていただければ幸いです!

この記事ではiOS、AndroidのOS毎、バナー、インタースティシャル、リワード、アプリ起動時(App Open)広告の4種類の広告フォーマットで8月平均CPMを振り返ります!

アイモバイルでお取引のあるアプリの実績を合計し、平均にしたのもので特定のADNWの数値ではありません。
集計しているアプリのカテゴリや規模も様々であくまで平均値のため、特定のアプリ単体の実績とはかけ離れる場合もありますのでご了承ください。

目次

広告フォーマット別、平均CPMのご紹介

バナーは8月単月で比較するとiOSもAndroidも同じ¥32になりました。

インタースティシャルも大きな違いはなく、iOSの方がやや平均は高くなりました。

リワードに関しては価格帯が高くなったこともあり、iOSとAndroidで少し違いが出ています。8月に関してはiOSの方が少し高くなっています。

アプリ起動時広告は他の3フォーマットに比べると事例が少なくなるということもあり、単価の高いアプリの影響を受けやすくなってはいますが、平均ではAndroidの方が2倍以上のCPMが出ていました。

広告収益を上げるために

こちらは別の記事でも紹介したグラフですが、アプリの平均CPMを年間でグラフにまとめています。広告フォーマット別ではなくアプリ全体の平均ですが、2023年は後半にかけてCPMの上昇が見られました。
2024年はまだ分かりませんが、通常年末にかけて広告予算は増える傾向にあるため、今から年末に向けて準備を始めても良いかもしれません。

次にアプリの広告収益を上げるために見直すべき点を大きく2つご紹介します!

①メディエーション運用の見直し

メディエーションを使って広告収益を最大化にするには設定すべきポイントをしっかり抑えておくことが大事です。また、フロアプライスの決め方などちょっとした工夫も必要になってきます。下記の記事で詳しく解説しておりますので、メディエーションを見直ししたいと思った方は下記をご確認ください。

始めたばかりで仕組み自体がよく分からないという方はまずはこちらの記事がおすすめです!

フロアプライスの決め方が良く分からないという方はこちらの記事がおすすめです!
記事はAdMobメディエーションを前提に紹介をしていますが、基本的な考え方は他のメディエーションも同じです。

②未導入、高単価な広告フォーマットの導入や広告位置の見直し

広告枠を運用してCPMを上げるのはすごく大事なことですが、CPMを上げる運用には限界もあると思います。そこで大事なのが初心に戻って広告枠を見直してみることです。

意外と多いのが、最初に入れた広告の運用だけをして広告枠の入れ方や入れるものの見直しまでできていないことです。アイモバイルではパブリッシャー様のアプリを拝見し、他に導入できる広告枠はないか、他社には入ってるけど入れられていない広告枠がないかなどをご提案させていただいております。

新しい広告枠を作ることで収益が増えたり、既存の広告を別の広告に差し替えたりすることで収益が増えた事例も出ています。

今の広告枠がベストな状態なのか、他社と比べてどうなのかを定期的に見直してみてはいかがでしょうか
見直すべきポイントをよくある例とともに紹介しますので、参考にしていただければと思います。

・CPMが高い広告フォーマットは入ってるか

8月の平均CPMを見ていただいたら分かる通り、基本的にはバナー広告よりも動画やフルスクリーンなどで表示されるインタースティシャルやリワード広告の方がCPMは高くなります。
また、ネイティブ広告はどうしても広告在庫が少なくなりがちで通常のバナー広告より単価が出にくいことも多いです。

よくある例
・とりあえず導入しやすいバナー広告だけ入れている
・見た目が良いだけの理由でネイティブ広告を入れている

・他社に入っていて、自社に入っていない広告フォーマットはないか

他社のアプリを見ることで自然な広告の導入方法を学べることは多いです。また、各ADNWも収益を最大化するために常にアップデートをしており、新しい広告フォーマットが出ることもあります。

よくある例
・あまり他社アプリの広告まで見てない
・自社アプリと近いアプリの事例しか見ていない
・広告フォーマットの種類を把握できていない

・今の広告位置、設定でimpの獲得は最大化できているか

広告収益はCPMとimpの掛け算で決まります。CPMの最大化も重要ですが、impの最大化も非常に大事です。

よくある例
・広告のある階層が深く、十分にimpがでない
・広告ネットワークの数だけ増やして、レイテンシ(遅延)が起きている

メディエーションの運用や広告の枠の見直しが難しいという方はアイモバイルでサポートもしてますので、下記よりお気軽にお問い合わせください!

直近3ヶ月のCPM推移

CPMの推移を直近3ヶ月でもっと長く見たい方は下記資料にまとめてますのでダウンロードしてご確認ください!
今回ご紹介したバナー、インタースティシャル、リワード、アプリ起動時(App Open)広告のCPM推移を直近3ヶ月のグラフにして紹介してます!




    ※競合の方はお断りしています

    まとめ

    こちらの記事ではアイモバイルがお取引させていただくアプリのCPM実績を元に平均CPMを出してレポートとしてご紹介しました。冒頭でもお伝えの通り、OSと広告フォーマットだけを分けて紹介しており、複数配信されるADNWは合算して出しているため、特定のADNWの平均ではありません。また、あくまで平均のため特定のアプリ単体の実績とは大きくかけ離れることもありますのでご了承ください。

    CPMを直接操作するのはなかなか難しいと思いますが、パブリッシャー様側でできることはあると思います!本記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いです!

    アプリ収益の相談や本記事の詳細確認等は下記のフォームからお気軽にお問合わせください!

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